2010年2月19日金曜日

サーモンとアボカド グレープフルーツのサラダ

<作り方>4人分
スモークサーモン  100g  適当な大きさに切る
グレープフルーツ  1個   袋から実を取りだす
アボカド       1/2個  ひとくち大に切りり         
                 レモン汁を振りかける
レモン汁       大さじ1  
赤唐辛子       少々
ディル         適量
レモン汁       大さじ1
塩、こしょう      各少々
EXバージン     大さじ2
<作り方>
①グレープフルーツ、アボカド、唐辛子をドレッシング
  で味を調えてお皿の盛り付ける。さらにスモーク
  サーモンを飾る。
メモ:私が見たエルベ広場メルカートのアボカドは細長いタイプでした。春先椅子に腰掛け大きなエプ 
    ロンをした体格のいい女性がアーティチョークの下ごしらえをしていました。その頃は丁度ホワイ
    トアスパラガスが旬、頭から5㎝程度だけリストランテで使い、残りは賄いのリゾットにリッツ・エス
    コフィエもそんな使い方、お金を頂くって大変ですね。私は賄いの甘~いホワイトアスパラガスに
    満足、リゾットが残ったら夜の賄いは大きなライスコロッケに、昼しっかり食べる彼らは朝は簡単
    にある時私の朝メニューを披露することに、ミケッタにマスカルポーネを山ほど塗り、カフェ・ラッ
    テにフィノッキオとブラッドオレンジのサラダ1袋買い置きのレモンを絞りEXバージンをかけて、
    その上洋ナシを1個と当然のように話したら、そんなに食べてその食欲はなんだ?そう言えばに
    んじん(とても細い)を塩茹でしただけのものがあまりにおいしく「ブオーノ」を連発したら全部食べ
    たらいいいと5~6本も頂いたでしょうか!

ムースを巻いたロールケーキ


<材料>24×28㎝オーブン皿1枚分
薄力粉      60g
砂糖       60g
卵         3個
バニラオイル  少々
無塩バター   大さじ1 溶かす

砂糖       大さじ1/2
水         大さじ1
ブランデー   小さじ1

冷水       60ml
ゼラチン    10g
卵黄       1個分
砂糖       大さじ2
レモン汁     大さじ1
生クリーム   100ml
コアントロー  10ml

季節の果物   適量
粉砂糖      適量
メモ:ゼラチンをふやかす冷水は10度以下が適当です。
   巻くときは少しとろみがついてからのせると巻きやすいです。
   ヴェローナのアパートはリストランテオーナーの友人でコンテッサでした。
   シエナからヴェローナについてお昼をごちそうになり、すぐアパートへコンテッサが書類を持ってこ  
   られサインをした後「この部屋にはレモン絞りがなかったわ。すぐ持ってくるわ」なぜレモン絞り、
   その答えはすぐ解りました。サラダにレモン果汁をジュッと絞ってレモン絞りがないとサラダが食べ
   られません。
    

サーモンと魚介のハーブサラダ


<材料>4人分
ハーブ数種類    適量
スモークサーモン  100g
えび          120g 背ワタを取る
白ワイン        適量
グレープフルーツ  適量  袋から取り出す
細ネギ         適量  小口切り
レモン汁        大さじ1
塩、こしょう      各少々
EXバージン     40ml
<作り方>
①レモン汁に塩、こしょうを混ぜ合わせ、EXバージンを  
  少しずつ入れながらドレッシングを作る。
②全ての材料を①のドレッシングで和える。

メモ:魚介サラダはレモン汁が合います。
   シエナでは広いオリーブ畑があってそこ、ここに
   ハーブが生えていました。春先のサラダは
   ハーブ(草)を摘んでサラダにしたものです。
   土筆は太くて私たちが見る土筆の3倍位ありました。
   トスカーナ台地が広がる広大な敷地にステッラ(星)
   と言う子犬が走り回る。ステッラは靴ひもがお気に入り
   生徒の靴ひもを引っ張るのが大好き
  

サラダをチーズの器にのせて

<材料>4人分
粉チーズ    40g
水        20ml
ポレンタ    10g
サラダ油    適量
野菜サラダ  適量
<作り方>
①粉チーズと水、ポレンタを混ぜ合わせる。
②フライパンに薄く油を塗って①を薄くのばす。
 焦げ目がついてきたら取り出してカップを逆さまに
 した上にせて器の形を作る。
③②に好みのサラダを盛り付ける。
メモ:研修先リストランテは朝パルメジャーノ・レジャ
   ーノをおろし、リゾットを入れる器を作っていまし
   た。粉チーズは水分が少なく粉チーズの半量程度水を入れます。リストランテは
   ロメオ家の館跡にあり、向いはロメオ家の墓所、近くにジュリエッタの館もありそこの売店のクロワ
   ッサンが大好きで頬張りながらいつも家路にモレッキの空揚げは時々足が取れて私の胃袋に「ワ
   ~おいしい」

ビスコッティ

<材料>
薄力粉          400g
ベーキングパウダー 小さじ1
砂糖           180g
卵             3個
粒アーモンド      180g 
<作り方>
①薄力粉とバーキングパウダーは合わせてふるう。
②粒アーモンドは170度で7分位焼いて半分に切
 る。
③①と砂糖、卵を混ぜてひとまとめにする。さらに②
 を混ぜ合わせる。
④③は高さ1.5㎝のなまこ形に成形する。オーブンは
 180度の予熱をして25分位焼いて取り出し、1㎝
 幅に切る。さらに180度のオーブンで7~8分焼く。
メモ:トスカーナ地方のビンサントワイン(聖なるワイン)に浸しで食べるといいデザートになります。ディ
   ナーの後男性達がビンサントに浸しながらいつまでも話に興じている姿を思い出します。

サフランと魚介のスープ

<材料>4人分
白身魚      200g 塩、こしょうで下味をつける
塩、こしょう    各少々
えび        100g  背ワタを取り殻をむく
貝柱        100g  食べやすく切る
白ワイン     70ml
たまねぎ      100g  粗みじん切り
バター       15g
セロリ       50g  粗みじん切り
固形スープの素 1個
水          550ml
サフラン      少々
トマト       150g  ザク切り
生クリーム   70ml
塩、こしょう    各少々
<作り方>
①フライパンに白ワインを入れて白身魚、えび、貝柱を入れて魚介に火を入れる。ザルに上げて煮汁
  は取っておく。
②鍋にバターを入れて溶かし、たまねぎを入れてしんなりするまで炒める。さらにセロリ、水、サフラン、
 トマトを入れて野菜を煮る。
③①の煮汁と魚介を戻し生クリームを入れて温め塩、こしょうで味を調える。
メモ:サフランの代わりにターメリックで代用してもいいですね。
   私はイタリアでパウダー状サフランを使っていました。

パンツァ・ネッラ

<材料>4人分
田舎パン     80g
EXバージン   20ml
塩         少々
にんにく     適量  ボールにすりつける
ケッパー     大さじ1
アンチョビ    2片  ちぎる
バジル      10枚 ちぎる
トマト       2個  6~8個の櫛形に
きゅうり      1本 乱切り
赤たまねぎ    1/2個 薄切り
黄パプリカ    1/2個 2㎝の色紙切り
ワインビネガー 大さじ1
塩、こしょう    各少々
EXバージン   大さじ4
<作り方>
①パンは2㎝角切りにして水に浸して水気を絞り、EXバージンと塩を振りかけておく。
②にんにくをつりつけてボールにワインビネガー、塩 、こしょう、EXバージンを合わせてドレッシングを
 作る。
③②に全ての材料を混ぜ合わせる。
メモ:シエナ地方料理、暑くなるとショーケースに並び、グラムいくらで買います。シエナの元レーサーが
   経営しているナンニー二の パンフォルテは大好物です。

パン・オ・ショコラ

<材料>2本分
強力粉         500g
ドライイースト     小さじ4
砂糖           40g
塩            小さじ1
卵             2個
牛乳           220ml
バター          50g
コーティングチョコ   60g
卵白           適量
水             適量
スライスアーモンド  40g
<作り方>
①牛乳は30度くらいに温める。強力粉~牛乳までを
 混ぜてまとめるまでこねる。さらにバターを入れてグルテンが出るまでよくこねる。生地が乾燥しない
 ようにして生地温度が28度前後になるように保温する。2倍になるまで発酵させる。
②①は手で押さえてガスを抜き、6個に分割する。生地が乾燥しないようにして15分休ませる。
③②は麺棒で薄くのばしコーティングチョコを塗って巻く。それぞれ同様して全部で6個作る。生地が乾
 燥しないようにして生地温度が36度前後になるように保温する。2倍になるまで発酵させる。
④卵白を水でのばしパンに塗り、スライスアーモンドを貼り付ける。
メモ:低温殺菌牛乳は一度煮立ててから30度位に下げてから使う

アーモンドパン

<材料>24個分
強力粉       400g
粉末アーモンド  100g
ドライイースト   小さじ4
砂糖         70g
塩          小さじ1
牛乳         100ml
ぬるま湯      200ml
バター        70g
レーズン      100g
<作り方>
①強力粉~ぬるま湯を混ぜ合わせて粘りが出るま
 で練る。さらにバターを入れて、グルテンが出るま
 でよくこねる。
②①は生地が乾燥しないようにして、生地温度が28度前後になるように保温する。2倍になるまで発
 酵させる。
③②は手で押さえてガスを抜き、24個に分割する。生地が乾燥しないようにして15分休ませる。
④③を手で押さえてガスを抜き、丸め直す。生地が乾燥しないようにして生地温度が36度前後になる
 ように保温する。2倍になるまで発酵させる。
⑤オーブンは180度予熱をして12分焼く。
メモ:ぬるま湯は30度前後です。私はアーモンド好きです。
   ある日の午後アパートでパンを焼いてリストランテに持って行きました。彼らは意味もなく食べてと
   言っても手を出すことがなく、ある日オーナーからおいしいと聞いた(必ずおいしいものを食べたい
   時はオーナーに相談しました)お菓子屋さんのケーキを日本式に一緒に食べようと持って行くと手
   を出してくれません。「今日は私のフェスタだから食べて」成功です。パンの時も「私のフェスタで焼
   たから」口に合ったのでしょうね。その日レストランのディナーに出してくれました。パン籠のパンは
   いつのまにかコックさんたちが平らげ夜半に嫁がれていたお嬢さんが来られ「ペルメ」と言われた
   時はすでに空っぽ。本当に嬉しい1日でした。しばらく頑張れそう。その上パンの作り方を書いて
   おくようにと言われ大感激、ただ「もう少しイタリア語が話せる日本の友人はいないのか」本当に偶
   然ペルージアから遊びに来ていた友人に筆記してもらったのです。友人に「賄いを食べて行きなさ
   い」と。彼女は久しくその時に賄いのおいしさを語っていました。ひとつでも嬉しことがあると元気が
   出ますね。

2010年2月17日水曜日

きのこのリゾット

<材料>4人分
乾燥ポルティーニ  8g      水で戻す
マッシュルーム   1パック    薄切り
にんにく        1/4片     
オリーブ油      20ml
たまねぎ       30g     みじん切り
イタリア米      200g
白ワイン       大さじ2
固形スープの素  1個
水+戻し汁      800ml
塩、こしょう      各少々
<作り方>
①鍋ににんにくとオリーブ油を入れて弱火でにんにく
 の香りが出るまで炒めてにんにくは取り出す。
②①にたまねぎを入れて炒める。さらにイタリア米をと塩ひとつまみを
  入れて米にオリーブ油をなじませる。さらにワインを入れてアルコールを飛ばす。
③固形スープの素と水+戻し汁を合わせて温める。
④②に③を米が隠れるくらいまで入れて混ぜながら火を入れる。さらに水気がなくなれば少しずつ③を
 入れて17分位火を入れる。
⑤④にポルティー二、マッシュルームを入れて茸に火を入れて米はアルデンテに炒め煮する。塩、こし
 ょうで味を調える。
メモ:ヴェローナのリストランテではリゾット担当でした。「アルコールは飛ばしたか」
   違うメニューを同時に作ると、どうしても左手がスローになって、目聡く後ろから「ジラ、ジラ、ジラ」
   だから「イル・デスコ」のオーダーは2人前から?

なすのそぼろみそ

<材料>4人分
なす    300g  皮を所々むき4㎝長さに切って
            茹でる
鶏挽肉  100g
サラダ油 小さじ2
みそ    60g
砂糖    大さじ
みりん   60ml
酒      20ml
だし     大さじ4
ピーナツ
バター  大さじ1
白ごま   少々
<作り方>
①お湯を沸かし柔らかくなるまで、なすを茹でる。
②フライパンを熱し、サラダ油を入れて鶏挽肉の色が変わるまで炒める。
③②にみそ、砂糖、みりん、酒、だし、ピーナツバターを入れてとろみがつくまで弱火で練る。
④器に①を盛り付けて上から③をかける。
メモ:たまにはごまの代わりにピーナツバター和えも目先が変わっておいしいものです。
   私はピーナツ豆腐もこれで作ります。器は那覇で買ったものです。那覇に行くと
   琉球料理を食べに行きます。もちろんアグー豚も去年は「美栄」に行きました。
   琉球漆器を使い、料理を運んでもらう度、根ほり葉ほり料理の質問をします。
   即座に詳し説明が戻ます。すご~い

えび団子のすまし汁

<材料>4人分
むきえび     100g  背ワタを取る
塩         少々
卵白        20g
酒         大さじ1
だし        小さじ2
片栗粉      小さじ1
じゅんさい    適量
三つ葉      適量  
だし        600ml
うすくち醤油   小さじ1
塩         小さじ1/2
<作り方>
①えびはフードプロセッサーにかけてから、塩、卵
 白、酒、だし、片栗粉を混ぜ合わせる。
②お湯を沸かし酒(分量外)を入れて①をスプーンですくい浮き上がってくるまで茹でる。
③だしはうすくち醤油と塩で調味する。じゅんさいを入れてひと煮立ちさせる。
④お椀に②と結び三つ葉を入れておき、③を注ぐ。
メモ:おおぶりのじゅんさいに大根おろしとポン酢をかけて山程食べる。
   1.8リットル瓶入りのじゅんさいの醍醐味です。だしは昆布と削り鰹が水気を20%吸うため必要
   量の20%増しの水を用意します。

  

白菜の甘酢漬け

<材料>4人分
白菜     200g
塩       小さじ2/3
酢       65ml
砂糖     40g
塩       小さじ1/3
ごま油    大さじ1
サラダ油   大さじ1
赤唐辛子   1本    小口切りにして種を取る
生姜      5g     皮をむいて千切り
<作り方>
①白菜は茎と葉に切り分ける。茎は5㎝長さ1㎝幅
 に切る。茎に塩を振ってしんなりするまで30分以
 上おいて水気を絞る。
②唐辛子の半量とごま油、サラダ油を合わせて煮立てラー油を作る。さらに残りの唐辛子と生姜を合
 わせてひと煮立ちさせる。
③①に②が熱いうちに廻しかけ、味がなじむまでしばらく置く。
メモ:葉を入れると食感が乏しくなるので、葉は別途使ってくださいね。

えびとレタスのチャーハン

<材料>4人分
米        2合    少し固めに炊く
卵        2個
サラダ油    大さじ2
えび      100g  背ワタを取って殻をむき
               1つを2~3つに切り分ける
レタス     150g  ちぎる
塩        小さじ2/3
こしょう     少々
酒        大さじ2
<作り方>
①蒸らしたご飯の粗熱を取ってほぐした卵をからめ
 ておく。
②中華鍋は煙が出るまで熱し、サラダ油を廻し入れ
 る。さらにえびを入れ火を通す。次に①を入れてご飯のからんだ卵に火が通るまで炒める。
③②にレタスを入れてサッと火を通し塩、こしょうで味を調えて酒を廻し入れる。
メモ:家庭用は火力が弱いので卵をごはんに絡めることで簡単にご飯がパラパラになります。

プロヴァンスのクッキー

<材料>36個分
無塩バター        200g  
粉砂糖          160g
卵              2個
コアントロー        大さじ3
牛乳             大さじ3
薄力粉           600g
ベーキングパウダー 大さじ1.1/3
<作り方>
①薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるう。
②無塩バターに粉砂糖を3回に分けて入れながらす
 り混ぜる。
③②に卵、コアントロー、牛乳、①を混ぜ合わせてま
 とめる。さらに36個に分けて手の平で両端を細く
 する。包丁で中心線に縦に切れ目を入れる。
④オーブンは180度の予熱をして13~14分焼く。
メモ;ケーキに使う卵はMサイズが適当で、粉砂糖を上白糖に代えると食感が変わります。
   私はプロヴァンス未体験です。娘のホームページをご覧ください。Googleでル・サロンド・華潤で
   す。花より団子の私と違い娘はパリ風アレンジを勉強にパリに2年住みました。私も昔は飯田深
   雪門下生のひとりとしてアートフラワー講師をしていました。

りんごの葛とじ

<材料>4人分
酸味の強いりんご   300g  8等分して種を取る  
                    さらに端から薄切り
砂糖            150g
柚子            1/2個  皮はすりおろし汁
                     は絞る
水             150ml
ブランデー        小さじ2
くず粉           5g
水             小さじ2
生麩            1/2本  8等分する
<作り方>
①くず粉は水で溶いておく。
②りんごと砂糖、水を合わせ、中火でりんごが透明
  になるまで煮る。さらに柚子の皮、果汁、ブランデーを入れて、ひと煮立ちさせる。
③②に①を入れて煮立てとろみをつける。
④生麩は焼いて焦げ目をつける。
⑤④に③を上から廻しかける。
メモ:福岡に秋月と言うお気に入りの町があります。小さな美術館とおいしいくず粉、それに生の水前寺
   のりが取れたりと、今も変わらずその佇まいが残っているでしょうか。

2010年2月16日火曜日

鶏肉のピラフ レバノン風

<材料>4人分
米         2合
オリーブ油   20ml
シナモン     小さじ1
コリアンダー  小さじ1/4
クミン      小さじ1
ローリエ     1枚
塩         小さじ2/3
鶏もも肉     150g  余分な脂身を取って
                フライパンで焦げ目をつ  
                ける
塩、こしょう   各少々
松の実      30g   ローストする
粒アーモンド 30g    ローストして粗みじん切り
<作り方>
①焦げ目をつけた鶏肉は1㎝位に切る。
②炊飯鍋にオリーブ油を入れて温め、米を炒める。
③②にシナモン、コリアンダー、クミン、ローリエ、塩、鶏肉 を入れる。水は1.5合と2合の中間点に入れ   
  て普通に炊く。ローリエを取り出し、松の実と粒アーモンドを入れ混ぜ合 わせる。
メモ:世界4大料理のひとつレバノン料理、レバノンはレモン消費量世界一
   身体にやさしい料理はパリジェンヌも大注目しています。
   パリでレバノン料理にはまり、ソルボンヌ大学近くの料理本
   ばかり扱う書店で買ったレバノン料理本はなんと食事した
   レストランのものでした。フェラフェルを早速再現

そば粉のニョッキ

<材料>4人分
じゃが芋      250g
薄力粉       60g
そば粉       40g
塩          ひとつまみ
水          3リットル
塩          30g
バター       15g
薄力粉       5g
卵黄         1個分
スープ       250g
ゴルゴンゾーラ  65g
塩、こしょう     各少々
<作り方>
①じゃが芋は皮ごと茹でて皮をむいてつぶす。
②①と薄力粉、そば粉、塩を合わせて練らないように1㎝の棒状にして2㎝長さに切る。
③鍋にバターを入れて溶かし薄力粉を入れて焦がさないように炒め、さらに卵黄を入れる。
④③とスープを混ぜ合わせる。ゴルゴンゾーラを柔らかくしながら混ぜ合わせてソースを作る。味を見
 て塩、こしょうで調味する。
⑤お湯を沸かし塩を入れてニョッキが浮き上がるまで茹でる。④のソースにからめる。
メモ:世界三大ブルーチーズのひとつゴルゴンゾーラを使うと簡単に
   おいしいソースが作れます。やみつきになりそう。
   リヨンに向かう前にまずはガレットを地元で評判のお店に入り待つことしばらく、隣の若いカップル
   が私たち親子を見てなにやら話しています。そこへオーダーを取りに、娘がフランス語を話したも
   のだからから2人は苦笑していました。「とってもとてもおいしい!」ガレットで元気をもらい、さ~駅
   になんと席がダブルどころはトリプルの座席指定「えっ」空席があったからよかったものの、空席
   がなかったらリヨンまで立ってそれはあまりに非情、こんなことあるんですね。メトロではよく体に触
   れない程度にぴったり後ろにつかれ、チケットを切って入ろうとすると後ろの人が私を飛び越えて
   メトロへ、後ろ姿は絶対に日本人に見えるのですね。

焼き麩の白和え

<材料>4人分
木綿豆腐     200g  適当な大きさに切り
                 茹でこぼす
焼き麩       10g   水で戻しよく水気を絞り 
                 ちぎる
にんじん     20g   皮をむき千切り、サッと茹
                でる
三つ葉      1袋   サッと茹でて4㎝長さに切
                る
白ごま       15g   すり鉢でよくする
みそ        25g
砂糖        大さじ1
<作り方>
①よくすったごまと豆腐をよくすり混ぜなめらかにす
 る。
②①にみそ、砂糖を入れて混ぜ合わせる。
③②の和え衣で焼き麩、にんじん、三つ葉を和える。  
メモ:旨味の多いみそで味付けするとだし不要で簡単おいしく身体にやさしい白和えが旬の食材を使っ
   て年中食卓に食卓に上ります。 

えびと蕪の黄身酢和え

<材料>4人分
えび  50g 背ワタを取って酒を入れて茹でる
酒   少々  殻をむいて1つを3~4つに切る
蕪  200g   皮を厚くむいて1㎝角切り立て塩に
水   200ml  浸けてしんなりさせる
塩    2g
赤パプリカ   30g  種を取って1㎝に色紙切りに
              して茹でる
ピーマン  15g    赤パプリカと同様に扱う
卵黄    2個分
みりん   大さじ2
砂糖    大さじ1
塩     小さじ1/4
酢     大さじ2
<作り方>
①卵黄、みりん、砂糖、塩、酢は合わせて弱火でとろみをつける。
②えび、赤パプリカ、ピーマンは①で和える。
メモ;立て塩は塩分も少なく均一に野菜が柔らかくなります。小さな蕪は皮を薄くむいても大丈夫、葉は  
  サッと炒めてもおいしく栄養価も高いからぜひ食べましょうね。


いわしの重ね焼き

<材料>4人分
小いわし      250g   手開きする
塩          少々
なす         250g   斜め薄切りにして塩
                  をふる  
塩          適量
ケッパー      15g
ドライトマト     2片    水で戻して千切り
にんにく      1/3片   みじん切り
オリーブ油    大さじ1
トマト        150g   ガクと種を取り横薄切
                  り
タイム       適量     葉をちぎる
バジル       適量    使う前にちぎる
モッツアレッラ  100g
<作り方>
①手開きしたいわしに塩を振って10分くらいおいてから水気を拭き取る。
②ダッチオーブンにオリーブ油(分量外)を塗る。
③なすは水気を拭き取る。
④②にいわし、なす、いわし、なすの順番に重ね、さらにケッパー、ドライトマト、タイム、バジル、ちぎっ    
 たモッツアレッラをのせてダッチオーブンで20分焼いてそのまま15分蒸らす。
※オーブンでは耐熱皿に並べ200度で25分焼く。
メモ:ダッチオーブンは省エネに効果的、新しい小いわしが残ったら生醤油を浸けて
   アツアツのごはんに生姜と大葉の千切りをたっぷりのせて丼にしてみましょう。
   お勧めです。
    

温かいチョコレートケーキ

<材料>70ml入るプリンカップ7個分
卵          2個
卵黄        2個分
砂糖        80g
薄力粉       25g   ふるう
無塩バター    100g
スィートチョコ   90g
型塗り用バター 適宜
粉砂糖       適量
<作り方>
①型にバターを塗っておく。
②バールに卵、卵黄、砂糖を入れて混ぜ合わせる。
 さらに薄力粉を混ぜ合わせる。
③オーブンは200度の予熱をしておく。
④①に②を流し③のオーブンで7~8分焼く。型から取り出して粉砂糖を振りかける。
メモ:チョコレートはフランス製クーベルチュールスィートを使ってます。
   型の材質とオーブンによって焼き時間が変わってきます。
   アイスクリームは1年以上漬けこんだ自家製フルーツ漬けを混ぜています。
   フルーツ漬けを作っておくと、とても重宝します。

2010年2月15日月曜日

お米のタルト

<材料>21㎝タルト型
無塩バター     80g
薄力粉       160g
卵黄         1個分
砂糖         30g
塩           ひとつまみ
冷水         30~40ml
ショートニング   適宜
イタリア米      125g
砂糖          80g   
牛乳          500ml
粉末アーモンド   50g
卵           2個
レモン         1/2個分
塩           少々
<作り方>
①タルト生地を作り、ショートニングを塗った型に3mm厚さに敷いてピケする。
②イタリア米、砂糖、牛乳を合わせ中火で米が柔らかくなるまで炊く。粗熱を取って卵、レモン汁、塩を
 混ぜ合わせる。
③①に②を平らに流す。180度の予熱をしたオーブンで30~35分焼く。
メモ:住んでいたヴェローナの近所のパン屋さんに必ず並んでいました。よく焼くと香ばしくておいし   
   です。このパン屋さんのミケッタ(パンの名前)大好きでした。

ココナツ団子

<材料>12個分
練りあん       120g   12個に分けて丸め
                   る
浮き粉        30g
熱湯         60ml
白玉粉        120g
砂糖          60g
ラード         大さじ1
水           80ml
ココナツファイン  適量
<作り方>
①浮き粉と熱湯を菜ばしでこねる。さらに白玉粉、砂
 糖、ラード水と混ぜ合わせる。
②①は12個に分けて練りあんを包む。
③蒸し器にクッキングシートを敷いて②を並べる。蒸気が立ってきてから10分蒸す。すぐココナツフファ
 インにからめる。
メモ:トップに赤いドレンチェリーを小さく切ってのせるとかわいく変身します。
   私は買ってもなぜか全てフルーツ漬けに変身させてしまいます。
   蒸し上がり確認を兼ねて?つまみぐいしてしまいます。好物のココナツ団子

揚げ納豆

<材料>4人分
納豆        2パック
塩         少々
片栗粉      小さじ2
大葉        8枚
片栗粉      適宜
焼きのり     2枚   1枚を8等分する
揚げ油      適量
<作り方>
①納豆と塩、片栗粉小さじ2は混ぜ合わせて24等
 分する。
②大葉に片栗粉を振って①の中から8個作る。残り
 は焼きのりに包む。
③揚げ油は170度に予熱して②を揚げる。
メモ:納豆の苦手な方、苦手克服ができます。おつまみにしてもなります。

生姜ごはん

<材料>4人分
米          2合
酒          大さじ1
うすくち醤油    小さじ2
生姜         30g   皮をむいて千切り
三つ葉       適量    2㎝長さに切る
<作り方>
①米は2合より少なめに入れて30浸水させる。
  うすくち醤油、生姜を入れて普通に炊いて10分
  蒸らす。お茶碗によそい三つ葉を天盛りする。
メモ:私の生姜好きは実は有名です。生姜糖も作っ
   てお茶うけにしています。
   甘酢に漬けた新生姜は年中重宝します。

赤ワインごはん

<材料>4人分
うるち米      1.5合
もち米       0.5合
水          300ml
赤ワイン      100ml
塩          小さじ2/3
三つ葉       適量     2㎝長さに切る
<作り方>
①米は炊飯鍋に入れて水、赤ワイン、塩を入れて普
 通に炊く。10分蒸らしお茶碗に盛り付けて三つ葉
 を天盛りする。
メモ:辛口の赤ワインが残ったらぜひ試してください。
   下戸の私でもおいしく頂いています。もち米を入
   れると少し水は控え加減にしてくださいね。

タラッリ

<材料>40個分
強力粉       250g
ドライイースト   小さじ2
フェンネルシード 小さじ2
ぬるま湯       50ml
白ワイン       50ml
オリーブ油     50ml
<作り方>
①強力粉~白ワインまでを混ぜ合わせてまとめる。
 オリーブ油を入れてグルテンが出るまでよくこね
 る。 生地が乾燥しないようにして生地温度が28度     
 前後になるように保温する。2倍になるまで発酵さ
 せる。
②①を手で押さえて40個に分割する。棒状ののばし  
 てクロスする。お湯を沸かして2%の塩を入れる。タラッリ が浮き上がるまで茹でて水気を拭く。
③オーブンは200度の予熱をして生地に焼き色が つくまで焼いてさらに160度に温度を下げカリッと
 するまで焼く。
メモ:今回フェンネルシードは世界一古い薬局「サンタ・マリア・ノベッラ」のフェンネルシードを使いまし           
   た。フェンネルは女性ホルモンに似た成分があって身体にやさしいです。フェンネルとブラッドオレ  
   ンジのサラダは私の大好物

ブレッチェン

<材料>16個分
強力粉      500g
ドライースト   小さじ4
砂糖       大さじ1
塩         小さじ1.5
ぬるま湯     320ml
ラード       20g
上新粉      適量
<作り方>
①強力粉~ぬるま湯を混ぜ合わせて、粘りが出るま
 でこねる。さらにラードを入れてグルテンが出るま
 でよくこねる。生地が乾燥しないようにして生地温
 度が28度前後になるように保温する。2倍になる
 まで発酵させる。
②①の生地を手で押さえてガスを抜く。さらに16個に分けて生地が乾燥しないようにして15分休ませ
 る。
③②を手で押さえてガスを抜き、上新粉をからめ丸く成形する。つなぎ目を下にした菜ばしで真中を転
 がしながら筋をつける。
④③は生地が乾燥しないようにして生地が2倍になるまで発酵させる。オーブンは180度の予熱をして
 15分焼く。
メモ:ブレッチェンは桃みたいでかわいいですね。菜ばしでしっかり押さえないと桃の形になりません。

かきと春菊のあえ物

<材料>4人分
かき       100g   塩水で振り洗いする
塩、酒      各少々
春菊       200g   茹でて4㎝長さに切る
しめじ      1袋    石付を取って小房に分け
                る
青ネギ      1本    小口切り
ポン酢     20ml
サラダ油    10ml
赤唐辛子   1/2本   種を取って小口切り
かきの茹で汁 適宜
<作り方>
①しめじは塩、酒を入れた少しにお湯の中で煎る。さ
 らにかきを煎る。 汁は残しておく。
②かき、春菊、しめじ、青ネギ、ポン酢、サラダ油、赤唐辛子、かきの茹で汁を味を調える。
メモ:青菜の中でも春菊が一番合います。少しサラダ油を入れるとサラダ感覚でおいしいです。
   茹で汁を入れ過ぎると塩気げ強くなるので気をつけて

乾燥大豆ご飯

<材料>4人分
米          2合
酒          大さじ1
スキムミルク   小さじ2
塩          小さじ1
乾燥大豆     60g   フライパンで煎る
三つ葉       適宜   3㎝長さに切る
<作り方>
①30分以上浸水した米に酒、スキムミルク、塩を
 入れてかき混ぜる。さらに大豆を入れて普通に
 炊いて10分蒸らす。
②①に三つ葉を混ぜ込んで盛り付ける。
メモ:節分の豆を使っても、私は黒豆を皮がはじける
   まで煎って使いました。色がきれいでしょう。
   ご飯はいつも土鍋炊き、浸水しないで同じ火加減で14分、蒸らし10分、お焦げも自由自在、
   こんなに簡単でおいしくて、もう土鍋は手放なせません。食べ過ぎだけにはご用心を

いわしのグラタン

<材料>4人分
小いわし      150g    腹開きにして塩、こ  
                   しょうをする
塩、こしょう     各少々
にんにく       1/4片   みじん切り
パセリ        1本    葉をちぎりみじん切り
粉チーズ      15g
タイム        適宜     葉をちぎる
パン粉        25g
塩           小さじ1/3
こしょう       少々
たまねぎ      100g    みじん切り
オリーブ油     大さじ2
じゃが芋      300g    皮をむき薄切り
小麦粉       小さじ2
スープ        200ml
卵          2個
パセリ        1本     葉をちぎりみじん切り
<作り方>
①フライパンを熱しオリーブ油を入れて、たまねぎをしんなりするまで炒める。さらにじゃが芋を入れて
  炒め、小麦粉を絡めてスープを入れ、じゃが芋が柔らくなるまで煮る。
②にんにく、パセリ、粉チーズ、タイム、パン粉、塩、こしょう(A)を混ぜ合わせる。Aを小いわしにから
  める。
③耐熱皿に①を敷き、②を並べる。残りのAを振りかける。180度の予熱をしたオーブンに入れて、
 15分位焼いて取り出す。卵とパセリを混ぜ合わせて上に流し、さらにオーブンに入れて3分焼く。
メモ:オーバールで焼いて取り分けました。いわしを手開きすれば後は簡単、ハーブはお好みで、節約
   料理のようでもオーバールごと食卓に出せば立派なパーティー料理。オーブン料理は何度作って  
   も同じにできてしまうから手間いらずですね。


パッパルデッレ豚肉と野菜のソース

<材料>4人分
強力粉        150g
デュラムセモリナ  50g
卵           2個
塩           ひとつまみ
オリーブ油      小さじ1
水           3リットル
塩           30g
にんにく       1/4片  みじん切り
オリーブ油     大さじ2
たまねぎ      200g  みじん切り
豚薄切り      200g  食べやすく切る
セロリ        50g   筋を取りみじん切り
プチトマト     100g   ガクを取りザク切り
ローズマリー    2本
白ワイン      50ml
塩、こしょう    各適宜
粉チーズ      20g 
<作り方>
①強力粉~オリーブ油をまとめて弾力が出るまでよくこねる。ラップに包み寝かせる。
②①はパスタマシーンで薄くのばしパシカッターで三角形に切り分ける。
③鍋ににんにくとオリーブ油を合わせて入れて弱火で焦げ目がつくまで炒める。さらにたまねぎを入れ
 しんなりするまで炒める。
④③に豚肉を入れ、焦げ目がつくまで炒める。セロリ、トマト、ローズマリー、白ワイン、塩を入れて中火
 でとろみがつくまで煮る。塩、こしょうで味を調える。
⑤お湯を沸かして塩を入れ①をアルデンテに茹でる。さらに④のソースに粉チーズを入れてからめる。
メモ:シエナ料理学院ではうさぎのラグーにココア入りパッパルデッレを習いました。兎は形もそのまん   
   まさばいて使いました。今も印象深い料理のひとつです。そうそうアルノルフォのシェフ料理でし
   た。そのリストランテは同級生が競って研修先にアレンジして欲しいと言ってました。私ですか。私
   は定休日に入り浸りたいウフィチィのあるフィレンチェを希望して結果は?

2010年2月13日土曜日

セロリのスープ

<材料>4人分
たまねぎ       120g 薄切り
バター         大さじ2
セロリ         120g 筋を取り薄切り
水           600ml
米           大さじ2
固形スープの素  1個
牛乳          100ml
塩、こしょう      各少々
セロリの葉      適宜
<作り方>
①鍋にバターを入れて溶かし、たまねぎを入れしん
 なりするまで炒める。
②①にセロリを入れ1~2分炒める。さらに水、固形
 スープの素を入れセロリが柔らかくなるまで煮る。
③②の粗熱を取りミキサーでなめらかにする。鍋に戻し、牛乳を入れて弱火で温め塩、こしょうで調味
 する。スープ皿に注いでセロリの葉を飾る。 
メモ:今の流行は薄めのスープ、でも家庭料理はたっぷりと野菜を使って野菜でとろみをつけましょ      
   う。掃除が面倒な?ミキサーを使うついでにたくさん作って冷凍しておきませんか。朝の食卓が豊 
   かになりその上野菜のパワーで元気いっぱいです。