2010年5月5日水曜日

サルティン・ボッカ

<材料>
牛赤身薄切り       300g
生ハム           4枚
セージ            適量
小麦粉           適量
白ワイン           大さじ2
にんにく           1/4片
オリーブ油         大さじ2
バター            大さじ1
たまねぎ           100g
塩、こしょう         各少々
ベビーリーフ        適量
レモン汁           大さじ1
塩、こしょう         各少々
EXバージン        大さじ2
<作り方>
①にんにくはみじん切り、たまねぎは薄切りにする。
②牛肉は広げて生ハムとセージをのせ、10㎝幅にたたむ。小麦粉をつける。
③フライパンにオリーブ油とバターの其々半量を入れて、弱火でにんにくの香りが出るまで炒める。
 さらにたまねぎを入れて、しんなりするまで炒め、塩、こしょうで味を調え取り出す。
④フライパンに残りのオリーブ油とバターを入れて②を焼く。白ワインを振り入れ、アルコールを飛ば
 す。
⑤レモン汁に塩、こしょうを入れて、EXバージンを少しずつ入れながらドレッシングを作る。ドレッシング     
 の半量でベビーリーフに下味をつけ、お皿に④とともに盛り付ける。残りのドレッシングをベビーリーフ     
 に振りかける。
メモ:セージはコモンセージを使います。最近はかなり手に入りやすくなったセージですが、2~3年する       
   と根が弱り挿し芽をして増やしておくことをお勧めします。学校でイタリア国営テレビ出演中ハーブ
   研究家トト・ロレンツォ先生の授業がありました。先生はホテル経営者でもあってアレッツォ(ビュ
   ーティフル・ライフ冒頭、坂道のある街)郊外にハーブ園とホテルがありました。食べ歩き遠足で連  
   れられて行ったホテルにテレビスタジオがあってとても驚きました。ミラノには遠いしと思う必要が
   なかったのです。かわいいスタジオでしたが、違いを感じる出来事でした。まだ珍しかったハーブ
   に狂喜して、先生のところで働きたい。だめならフィレンツェで休みにウィフィチィに、私のためにな  
   るようにと魚料理専門店ヴェローナのリストランテがアレンジ先でした。ロミオ館跡の創業125年
   リストランテのオーナーは、アパートオーナーの友人で思いがけなくコンテッサの持ち家に入れて
   頂きました。今から思えばとてもとてもよかったです。田舎の広大な敷地の館を思っておれるそう
   で、サインのためにお屋敷に伺ってその一端を知ることに、オーナーのお兄さんは内科医で近所
   で開業されていました。そのお兄さんがバカンス先のアフリカから何カ月ぶりに帰国され、驚くばか  
   りでした。