<材料>
スパゲッティ 320g
湯 3㍑
塩 30g
開きあじ 中2枚
じゃが芋 400g
にんにく 1/3片
オリーブ油 50ml
たまねぎ 50g
生クリーム 100ml
塩、こしょう 各適量
パセリ 適量
<作り方>
①アジはグリルで焼いて皮と骨を取って身をほぐす。
じゃが芋は皮つきのまま茹でて皮をむいて潰す。に
んにくとパセリはみじん切りにする。
②鍋にオリーブ油とにんにくを入れてにんにくに焦げ目をつける。さらにたまねぎを入れてしんなりする
まで炒める。
③②に生クリーム、パセリを入れて塩、こしょうで味を調える。
④湯を沸かし塩を入れてパスタはアルデンテに茹でる。茹で汁を③に300ml位入れる。
⑤パスタはソースに絡める。
メモ:アジの代わりに秋刀魚、鮭、鯖でも。じゃが芋がパスタに絡んで目先の変わったパスタです。ひと
塩の魚はグリルで焼いて身をほぐし、冷蔵庫保存しておくと何かと便利です。
リストランテで「リキ」と言う名前のシェパードを飼っていました。むこうはリードをつけないでも飼い
主に歩幅に合わせて1メーター後ろを犬は歩きます。信号待ちの時も犬は1メータの間隔を置いて
静 かに待ちます。シエナの夕方は大型犬を連れて着飾った奥様方が散歩をします。知り合いに出
会えばいつまでもおしゃべりに興じます、その間犬は静かに時々ご主人の顔を見上げ散歩の催促
をして いるようです。ベローナは小型犬が多く、大型犬の「リキ」は珍しい存在でした。2Fサロンに
放し飼 い、昔ホテルだったリストランテは街中なのにとても広い屋敷で、ロミオ館跡にありました。
そのサロ ンに帰り仕度に上がると「リキ」は大きな体をドアに横たえ、開けることができません。な
かなか階下 に降りてこないの私を心配してオーナーが様子を見に上がってきます。無理やりドア
を開けてくれま した。サロンに入りと今度はリキが半目を開けて私の様子をうかがいなが立ち上が
り「リキジュー」と 言っても私など目下に見ているリキは「ジュー」など通用しません。毎日リキと格
闘しました。そして 「リキはなんでもマンジャするから必ずバックは高い所に置くように」ある日リキ
はテレビリモコンをマ ンジァしていました。こんなやんちゃは犬は初めてです。それでも「リキ」に朝
も帰りも「チャオ」と挨拶するのが、コックさん、私も約束ごと。「リキ」はスパゲッティとジェラートが大
好物でした。さすが~